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/ ARTICLE / 4dsk.co連載 18 Oct 2018

「人に合わせなくていい」が私の背中を押してくれる。(シリーズ「インターン★レジェンド」こりん編)

Words by Daisuke YOSUMI
Reading Time:9m56s
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   四角大輔クリエイティブチーム《T4》で活躍してきた歴代のインターン生を紹介するシリーズ「インターン★レジェンド」。

今回は、当時は今ほどメジャーではなかったリモートワークを学生時代から実践し、熊本から四角大輔アシスタントを行い、現在ではIT企業で働きながら副業でフリーランスの広報としても活動する「こりん」こと大崎祐子さん。

そんな彼女と四角大輔の対談が実現!

大崎祐子|Yuko OSAKI
1993年生まれ。大学在学中に東京、海外に在住する人と働く「リモートワーク」を企画、営業、広報の領域で実践。その後、若手クリエイターのマネージャーおよび株式会社キャスターの広報を経て、現在は大手IT企業の事業戦略・ブランド推進部門に所属。2017年11月より副業でフリーランスの広報としても活動中。

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「モバイルツール好き」は才能や学歴以上のスキル

四角:こりんは熊本に住んでいながら、うちのクリエイティブチームの東京メンバーとのやりとりや、さまざまな仕事をすべてリモートでやってくれていたよね。

SkypeやLINEのコミュニケーションツール、複数のクラウドといった、モバイルテクノロジーをフルに駆使することで、まさに「縦横無尽の大活躍!」だったな〜。モバイルツールを使ったリモートでの働き方って、うちに来る前から経験あったの?

こりん:四角さんのところでインターンをする前、大学3年生の頃に提案営業やイベント企画を東京の方と半年間くらいやっていました。でもそれ以外のリモートでの経験はほとんどなかったです。

四角:え〜そうなんだ〜!誰よりも色々なツールを知っていたし、それぞれの機能にすごく詳しかったり。使い方も熟知していたから、リモートワークの経験がすでにたくさんあったのかと思ってた。

こりん:元々Google DriveとかDropboxとか、いろいろなアプリやツールを試しては比較しながら、どれが一番効率いいか、研究するのが好きだったので、その使いこなし方は人一倍勉強したんですよね(笑)。

四角:昔からそういうの好きだったの?

こりん:うーん、遡ると小学生の頃から、自分のお気に入りのボールペンやノートに出会うために、毎週文房具屋さんに通うくらい文房具が大好きだったですよね。

いつも使うものだからこそ、自分にフィットする大好きなものを揃えたい、使いたいという思いが強くて…。だから私がさまざまなアプリやツールの機能研究が好きなのもそんな想いです。

四角:(仕事の進捗管理をする)ガントチャートをはじめて知ったとき「萌える!」って言っていたのを見たときはびっくりした (笑)。ぼく、、、あれ見ると脳の機能がストップするから、、、(汗)。

こりんを見ていて改めて思うのは、「モバイルツールが大好き」というのは、現代社会においてはやっぱり最強スキルで、学歴や才能以上のパワーになるということ。実際、こりんのネットやツール好き度合いは、これまでのインターンの子たちの中でダントツで、オタクレベル(笑)。その好き度合いに比例するように、圧倒的に仕事ができた。

そんなこりんを「いいな〜!最強の〝モバイルワーク・アーティスト〟だなー!」って、惚れ惚れしながら見てたんよ。だから本当は、我がチームでずっと働いて欲しかったけど、こりんには夢があったから応援することにしたんだよ(笑)。

こりん:『バリバリ働きながら子育てができるお母さんになる』っていうすごく漠然とした夢なんですけどね(笑)。

実は私の母もバリバリ働いていて、小さい頃からその姿を見て育ったので、自分も将来は結婚して子供を産んでもバリバリ働きたい!と思うようになったんです。でも実際に大きくなって新聞を読んだり体験談を読んだり、世の中を見渡してみると、結婚して子育てしながら仕事をしている女性って大変そうで、だからこそ女性の働き方のひとつとしても「リモートワーク」は可能性があるんじゃないかなぁって思っていて。

四角さんのチームは、皆リモートワークで仕事をしているからすごくいいなぁと思います。

四角:インターネットやデバイスの発達のおかげで、家庭にいながらにしてはもちろん、どこにいても、リモートでクリエイティブな仕事ができるようになったよね。ほんの10年前は、誰も予想しなかった。

「私の中のアーティスト」って何だろう?

四角:そもそも、こりんがうちでインターンしようと思ったきっかけってなんだったっけ?

こりん:実は私、小学校から高校まで部活とかもあまりしていなくて、勉強ばかりしていたので、『自分の好きなこと・得意なことがないこと』がずっとコンプレックスだったんです。

でも大学に入ってみると、カメラが大好きな人や世界一周している人、自分の好きなことが明確な人がたくさんいて、自分も好きなこととかやりたいことを見つけたいなぁ、そうやって人として成長しないとなって思っていたんです。

そんなとき、たまたま受付係として参加した、熊本で開催されたトークライブで四角さんを知りました。そのとき受付をしながらきいていたトークライブが自由なかんじですごく面白くて、帰ってすぐに四角さんの『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』という本を読みました。

四角:お〜あのときか!大学何年生の頃だっけ。

こりん: インターンをはじめたのはトークライブの半年後、大学3年生のときかな。それも知り合い経由で『四角さんがアシスタントインターンを探してる』と聞いて、「やりたい」って即答したんです。

四角さんは「人は誰もがアーティスト」っていつもおっしゃるんですけど、実は当時わたしは『自分には突出したところ(=四角さんの言うアーティスト性)なんてないな…』って思っていて、だから『四角さんのようにアーティスト性のある人と一緒に仕事をしたら、自分のやりたいことや得意なことが見つかるかもしれない』と思ってインターンをすることを決めました。

四角:何回かぼくがニュージーランドにいるときにSkypeで面談したよね。実は出会った頃から、こりんは「四角基準」でいうと、充分なほどのアーティスト性を感じていたんだよ。

でも、こりん自身に「まだ自分のやりたいことが見つけられていない」という不安からくる、自信のなさがあったかもね。だから、まずは『できることから』やってみようということで、ぼくのスケジュール管理やSNS担当をやってもらうことになったんだよね。

こりん:そうなんです。最終的に大学4年生の終盤では、四角さんの紹介を受けてファッションデザイナーのハヤカワ五味ちゃんや、(そのつながりで出会った)きゅんくんというクリエイターのマネージャー、他の企業の広報もやるようになったんですが、四角さんのチームでインターンをしはじめたころは、自分がこんな仕事をやるようになるとはまったく思ってもいませんでした…。

四角:うちのクリエイティブチームでインターンしてみて、何かヒントになったことはあった?

こりん:メンタル面のことで、いつも四角さんが「無理して人に合わせなくていい」「自分が思ったとおりにやっていいよ」みたいなことを言ってもらえて、それがすごく励みというか、自信になりました。

私自身、大学2年生くらいの頃からインターンやバイトとして、いろんな所に顔を出していたんですが「周りからちょっと浮いているな」ということに気付いていて、そんな自分が嫌いだったんです。けど、四角さんの言葉のおかげで自分のちょっと変わっているところも受け入れられて、というかほめられて(笑)。どこか割り切れたというか、吹っ切れたというか。

四角:いやいや。ぼくの眼には、こりんはその時からすでに「モバイルワーク・アーティスト」として輝いてたし、まぶしかったよ。こりんは、まじアーティスト性高いな〜、こりゃすごいな〜ってずっと思ってた。

こりん:実はマネージャーとして、クリエイターの子たちと仕事をしたりしていても『ああ自分この子たちみたいに、ぶっ飛んだクリエイティブなことできないな』って自信を失う場面が多々あったんです。

でも、そんなときに四角さんと直接会ったり、Skypeでお話させていただいて、最近おすすめのツールや、好きなPRや企画の話をつい夢中ですると『こりんが好きなこと・得意なことをこのまま続けていけば大丈夫!』って言ってもらえて、そっか、私はこのまま自分の得意なもの、好きなことを全力で頑張っていければいいんだって、すごく自信になりました。

いつも伝えてもらっていることはすごくシンプルなんですけど、だからこそ本当に大切なことに立ち返ったり、振り返ったりできる大事な時間というか。

恥ずかしいんですけど、自分のなかのアーティスト性を少しだけ見つけられた気がします。

四角:こりんは完全にアーティストだよ。そして、まだめちゃ若いし、これからもっともっと自分らしくアーティストとして成長し続ける。

「こりん、ちょっとこのプロジェクト一緒にやらない?」とか、「次の新しい企画を手伝ってほしいんだけど〜」というふうに声かけさせてもらって、一緒に仕事できる日が来るといいな〜。今よりもっともっと大きな舞台でね。


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