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/ ARTICLE / 4dsk.co連載 1 Nov 2018

四角大輔のトークライブに最多参加したインターン生の物語(シリーズ「インターン★レジェンド」さきの編)

インターンレジェンド #03
Words by Daisuke YOSUMI
Reading Time:15m16s
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こんにちは、「インターンレジェンド」Vol.3を担当します吉間小季乃(よしまさきの)です!

今回は、私が学生時代に四角大輔さんに出会ったところからインターンとして活動するまでを振り返る形でお届けします。

出会い

私が初めて四角さんに出会ったのは、2010年の夏のことでした。
それは、今はなき、京都精華大学の伝説の授業『広告表現技法』の、7月3日の授業でのこと。

四角さんは登場するなり、
「俺のことは先生や四角さんでもなく、大兄(だいにい)って呼んでな〜!これ、この授業ルール!笑」

と言って始まり、受講生はいまでも大兄と呼ばせていただいています。
(ということで、これより後は四角大輔さん=大兄と書かせていただきます!)

授業に合わせて、当時2010年4月に発売したばかりの著書「やらなくてもいい、できなくてもいい。人生の景色が変わる44の逆転ルール」も読みました。

熱く語りきかせてくれた講義や本を通じて、
有名なアーティストを担当した音楽プロデューサーでも、昔はこんな仕事が苦手な社会人だった。でも、努力をすればこんなに有名なアーティストを担当するまで成長することができる。そして、夢を忘れずに本気で動き続ければ夢を叶えることができる!」ということを知り、衝撃を受けました。

何より、成功したキラキラした部分だけでなく、ダメでカッコ悪いところまで隠さずまっすぐな言葉を届けてくれる、そんな「大人」に初めて出会ったという衝撃でした。

〈京都で開催したトークライブにシークレットゲストで登場してくださった、Jリーガーの都倉賢選手と語る大兄〉

休学

2011年にも「広告表現技法」の授業にOBとして顔を出すことに。
講師陣の顔ぶれも変わりましたが、2011年度も大兄は登場しました。

実はその当時、私は大学3年生の前期途中で休学をしたいと悩んでいましたが、留学などの具体的な「目的」のない、休学の希望でした。

正直なところ自分の中では「休学したい」という気持ちしかないけれど、周囲に相談しても「1年も社会にでることが遅くなるし、女性だし、目的もないし、休学なんてやめといたほうがいいよ」と、みんな口を揃えて声にしました。
(親にももちろん反対されて、喧嘩したのを覚えています。笑)

ちょうどそんな最中に大兄に再会し、思い切って勇気をだして相談しました。

「小季乃は、いつも頑張り過ぎてるイメージ。無理し過ぎなんじゃない?周りと比べる必要なんてないし、自分のペースを大切にして焦らなくてもいいんだよ。

そんな言葉をくれた大人は初めてでした。
途方に暮れてとても重かった気持ちが、急にふっと軽くなりました。

自分の中では決めている。でも、みんな反対する。

私は、誰かに背中を押して欲しかったんだと思います。

〈京都でのイベント直前ロビーにて。大兄はいつもギリギリまでベストを尽くす。本番に向けて、もっとも集中している時間〉

それから、休学をして1ヶ月後には、「Creative Life Design Talks」という大兄が主宰する学生限定のトークイベントに参加したり、ダイヤモンド社でのインターン学生向けの大兄の講演に顔をだせてもらったり……

大兄は普段はニュージーランドにいるので、関西ではなおさら会える機会がありませんでした。

だからこそ、東京で大兄のトークイベントがあるときには、スケジュールを確認して交通費を捻出して、夜行バスにのって東京に行っては大兄の講演を聞いて、やる気と元気をもらって…を繰り返していきました。

周囲の友人からすると、「そんなによく東京にいって何してんの?」という感じだったに違いありません。
また、関西から東京に行くことを何度も何度も繰り返していたので、交通費貧乏の大学生でした(笑)。

ただ、大兄の講演を聴いて、自分と向き合える時間を作れる…これは、当時の私にとっては交通費以上の価値はありました。

また、インターネットを通じて、いろんな人と繋がれることが楽しくて、大兄の講演を聞く合間にはいろんなところに顔をだしたりしていましたし、東京という知らない土地でカフェに入ってゆっくりと自分と向かい合うという時間を過ごしていきました。

これは、大学生だからこそできた貴重な時間だったと思います。

大兄いわく「俺のトークライブにもっとも多く参加した学生だと思う!」とのことです(笑)。

〈T4〉インターン

2012年2月からは、大兄と安藤美冬さんのシリーズ化された、コラボトークイベントの「Life+Work Style Design Lab.」にイベントスタッフとして参加させて頂き、関西に閉じこもっているだけではできない経験も積ませていただきました!

「関西の大学生」としては、なかなかお会いする機会のなかった、様々な分野で活躍されている方と関われる機会にもなり、それまで知らなかった世界も大きく広がりました。

例えば、大兄の友人である安藤美冬さんや村上萌さんにイベントを通して出会い、その生き方に触れて、私もいつか将来、会社名や肩書ではなく、自分の名前で仕事ができる女性になりたい!という目標ができました。

プロジェクトごとに仕事を複数もっていたり、日本や世界のどこにいても、自分の名前で勝負をしている、何より、その土地や季節を思い切り楽しむ豊かな心をもって生きているその姿をみて、単純に私もこんな女性になりたい!と思ったからです。

女性は、結婚や出産など、男性と違ったライフイベントがあるからこそ、全然先は読めません。

また、将来は都会ではなく、(場所はまだわかりませんが)自然が近くて落ち着いたところで子育てをしたいと考えているからこそ、「◯◯社の吉間さん」ではなく、「吉間 小季乃と働きたい」と、そんな風に思ってもらえるようになり、どこにいても働けるようになりたいと思うようになりました。

〈ゲスト出演してくださった政治家の細野豪志さん。日本の未来について、大兄と白熱したトークが繰り広げられた〉

四角大輔 講演会企画

大兄と出会うきっかけとなった『広告表現技法』という、刺激的な授業を経て、様々な活動にもチャレンジしました。
とにかく面白そう!と思ったものには思い切って参加したり、企画したりを繰り返していました。

しかし、そんな中、『広告表現技法』が2012年度以降は実施されないという、悲しくて悔しいニュースが飛び込んできました。

関西の学生には、様々な分野で活躍されているような方の話を聞ける機会が、東京の学生より少ないと当時は感じていましたが、この授業がなくなることは、さらにその機会が減ると思ったからです。

「私はこの授業に出会って、いろんな考え方や価値観を知って、人生が変わった。
でも、こんな風に変われるチャンスを、関西の学生から減らしちゃだめだ。」

そう思い立って、早速、京都で学生向けのトークイベントを企画することにしました。

もちろん『広告表現技法』からのご縁でお付きいのある大兄にも、ご連絡をして即快諾していただき、企画をすすめることに!

初めてのトークイベント企画で、しかも関西で学生向けの有料のイベント企画なんてできるんだろうか…というような不安もたくさんありました。

〈私がはじめて主宰した京都での大兄トークライブ時、ロビーでの1枚。右が私、学生時代の吉間小季乃です。(若い…。笑)〉

当時の関西には、講演会などにお金を出してまでいこうという学生は、私の周囲にはあまりいませんでした。
それでも、少しのお金を払ってでも本気で話を聴きたいと思ってくれる学生の方に集まってもらいたいし、きっとそういう人にとっては素晴らしい機会になるはず!という強い思いがあり、有料での開催にしました。

トークイベントでは、登壇者の皆さんが、夢を叶えるために何をしてきたのか、どうやって夢をつかみとったのかについて、時間が足りなくなるほどに熱く熱く語ってくださいました。

そんな熱い話に、参加者の皆さんもとても熱心に聴いてくれて、その姿に感動したのを今でも覚えています。

初めてのトークイベントの企画で、ちゃんと人が来てくれるのかという不安もたくさんありましたが、満員御礼で無事に成功を収めることができました!

そして、次の年の2013年にも同様に、大兄がその年に行っていた「四角大輔・大学講義 全国弾丸ツアー」の1つとして、関西での講義開催を担当させていただきました(大兄は何とその年、約30校で講義をされました!基本ノーギャラ!)。

こうして、学生個人として著名な方を関西へ招いて有料の2つの講演会を企画しましたが、私自身にあまり横のつながりや拡散力があるわけでもなく、募集開始時はなかなか参加者も集まらないし、不安で眠れない夜もあるくらいでした。

でも、終わった時の達成感と感動は言葉にできないほど!

きっと、この講演会を通じて、ほんの少しでも人生にとって何かプラスになった人はいるはず!
私でも、人の人生を少し変えることができたのかもしれない!そう思うことができたからです。

大兄に出会ったこと、休学の相談に乗ってもらったこと、インターンとして参加させて頂いたことで、いろんな影響を受け取りました。こうしたことがきっかけにもなり、私の人生の流れを変えました。

大学を卒業後は、関西を出て東京で就職し、素晴らしい仕事に就くことができました。これも、学生時代に、「思い切って踏み出せば自分の見える世界って変わるんだ」と知ることができたからだと思います。

〈私と仲間で主催した、大兄のトークライブ@京都。不安のなか迎えた当日、何と満席に!本当に感動の体験でした…ありがとうございました!〉

将来

その後、学生時代には京都の学生ITコミュニティCAMPHOR- の運営もしていたことから、IT分野には昔から興味があったので、大兄が役員を務める東京のデザイン会社「ANDPARTNERS」で、Webデザインやコーディングの基本を学んだりと、自分なりに少しずつ前に進んでいます。

そして現在は、週3日間はSNSマーケティング関係の仕事をしつつ、個人で細々とウェデイングやホームパーティー、ピクニックのスタイリングやデザインやアイテム制作、Web制作の仕事や、趣味で作っているアプリのデザインやディレクションなど幅広く活動しています。

とはいっても、今の自分にはまだ何ができるのか・何が強みなのか、実際に社会に出て働く経験を積んできましたが、まだ自分の中ではぼんやりしています。。

だからこそ、引き続きいろんなことに挑戦して、自分がワクワクできることを探したいと思っています。

〈京都では、憧れの存在である村上萌さんと、大好きな大兄の対談という夢の共演も実現!宝物の1枚です〉

もちろん、「働くこと」は楽しいことだけじゃないし、しんどいこともたくさんあると私は思っています。

でも、「ただ身を粉にして働くだけ」というのは、身体面でも将来の自分を潰すことにもつながりかねません。もちろん、「楽しい・やりがい>つらさ」になるのであれば、そういった働き方も20代のうちに経験するのもよいかもしれません。

ただ、そこは人によって異なるので、時々、きちんと自分と向き合って考えることが必要だと思っています。

私は、大兄にいつも言われるように「無理のないペース」でいいから、少しずつでも確実に進んでいきたいと考えています。

そう思えるのは、大兄に出会って、めぐりあってご縁もあって、今の自分がいるからだと実感しているからです。思い切って踏み出して動いて得た経験はいつか、きっと何かにつながります。

今は、理想の将来を見つけるための準備期間だと考えています。

きっと、大兄に出会っていなければ、全く違った人生を送っていたと思います。
休学も断念していたかもしれませんし、今も東京にいなかったかもしれません。

だから、大兄に出会って私の人生は変わったと胸を張って言えます。
これからも、よろしくお願いします!!

〈京都での大学講義 全国弾丸ツアーの大成功を受けて、打ち上げでの一コマ。大兄も嬉しかったみたいで、少し酔ってます(笑)〉

あとがき

こちらの記事の企画の話を頂いた時、私なんかでいいのかな…と思いました。笑
でも、これからは胸を張って「四角大輔のインターンOGです!」と言ってしまおうと思っています!

また、授業で出会えた仲間とは、今も交流があります。みんな大兄のことが大好きなので、またOB会もやりたいな〜と野望を抱いています。笑
(「俺も会いたいし喜んで行くよー!!!」by 四角大輔)

これからも大兄についていきます!よろしくお願いします!

photo by @mugi_mugi333

吉間 小季乃 (Yoshima Sakino)
▷Twitter:@_SakiNon_
▷Instagram:@sakino1129


媒体名表紙

インターンレジェンドとは、四角大輔主宰クリエイティブ集団《T4》でこれまでインターンとして際立った活動をした仲間たちのこと。 このコーナーでは、彼ら彼女らの手によって執筆された記事を公開していきます!

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