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/ ARTICLE / 4dsk.co記事 10 Dec 2016

カンボジア在住の元インターン生が明かす「四角大輔さんに会うためにした〝2つのブッ飛んだ〟作戦」(シリーズ「インターン★レジェンド」ゆうま編)

インターンレジェンド #02
Words by Yuma Nagata
Reading Time:27m42s
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--はじめまして、いま四角大輔クリエイティブチーム《T4》でインターンをしている別府大河です(同シリーズ記事はこちら)。ゆうまさんは2013年にインターンをしていたんですよね。それで今は、カンボジアにいると。まずはそれがどうしても気になるんですが、ゆうまさんはカンボジアで何をしているんですか?

はじめまして。永田悠馬です。

今は、カンボジアで事業を行う、日系の会社で働いています。
会社としてやっていることは、主にソーラー発電などの再生可能エネルギー、あとは農業として植物工場の立ち上げプロジェクトなど。
他にもリゾート開発や、バイオマス発電、省エネ化、電動バイク、産業用ドローンなども企画段階ですがやっています。

ぼくが今メインで担当しているのは、植物工場の立ち上げプロジェクトです。

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〈カンボジアからSkypeでインタビューに応じていただいた、永田悠馬さん〉

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia / カオスな街の一コマ〉

--面白そうなプロジェクトですね! どういう経緯でそうなったんですか?

実は、今の会社は社会人になってから2社目なんですけど、前の会社は、カンボジアで無農薬で野菜を作り、それを首都のプノンペンで販売する会社でした。僕は営業でした。

その会社に2年ほど勤めたんですけど、カンボジアで露地栽培をするって「めちゃくちゃ難しい!」って痛感したんですね。

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia〉

カンボジアは熱帯気候なんで、気温が40度超えて野菜は枯れますし、一方で、リーフレタスの葉っぱに穴があくほどの雨も降るんですよ(笑)。
あと土も痩せてて、とても野菜が育つような環境じゃない。

営業としてプノンペンのレストランやスーパーに野菜を売っていましたけど、安定生産ができなくてクレームばかり。
それで「こりゃ厳しいな」と。

だから、カンボジアで野菜を作るには気候や自然環境に影響されない水耕栽培、つまり植物工場が向いているなと思って、今まさにチャレンジ中です。

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia〉

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia〉

四角大輔さんと会うまでの道
〈作戦その1、イベントを開催してゲストで呼ぶ!〉

--なるほどです。カンボジアで農業とは面白いですね!そういえば、そもそもどういう経緯で大輔さんと知り合ったんですか?

最初のきっかけはツイッターでしたね!
何気なくタイムラインを見ていたら、たまたま友達が四角さんのツイートをリツイートしてたんですよ。

「シカクさん?ん、ヨスミって読むのか。へえ〜、なんかめっちゃ自然大好きな人じゃん。友達になれそう。しかもニュージーに住んでるのか。やば! 会ってみたいなー」って。そんな感じでした。

 

--「えっ、そんなぶっ飛んだ大人いるの?!」ってなりますよね(笑)。

当時は2012年11月で、ぼくは大学3年生。就活を目前に控えて「就活やだな〜、将来どうしよう……」というモヤモヤした不安を感じながら、毎日を過ごしてたんですよ。

そんな時だったので、「この人に会えば人生変わるかも!」っていうスイッチが入っちゃって(笑)。
ぼく自身も小さい頃からキャンプによく行ってて、やっぱり自然が好きでしたし、将来は自然あふれる場所で生活したいな〜、と思っていたんですよね。

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia〉

--自然が好きなのは大きいですね! ぼくは当時そこまで自然が好きだっていう認識はなかったんですが、人生楽しそうでなんとなくテンション上がったんですよね。当時はノマドとかが流行りだした時。ぼくは大学2年生。

ですよね(笑)。

それから数週間、どうやったら四角さんに会えるのか、ひたすら考えました。

「本も書いてるし、フォロワーの数もめっちゃ多いし、ふつうこんな有名人に会えないよな。おれ、ただの学生だし。どうしよ……」って。それで、自分のちっこい脳みそをギュンギュンにフル稼動させて「四角さんと会う作戦」を作ったんですよ(笑)。

題して、【ただ会いたいと言ってもきっと会えないので、講演会を主催させてください、と言って会うきっかけを作る作戦】 。

 

--(笑)

四角さんは本も出版して、読者も多い。
きっと「四角さんと会いたい!」と思っている人はたくさんいて、会いたいというメッセージを送っている方もたくさんいるだろうな〜と。四角さんだって暇ではないし、ふつうに会うことは難しい。

「じゃあ、四角さんと会うための理由を作ればいいんじゃないかな」って思ったんです。
たとえば、四角さんの講演会をぼくが主催する、とか。

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia〉

--クリエイティブですね!大変そうですけど(笑)。

で、実際に四角さんに送ったメッセージがこれなんです。

「はじめまして。 東京農大3年の永田と申します。 ツイッターで始めて四角さんのことを知り、 それ以降、四角さんの投稿する写真や言葉にインスパイアされてます。 そして僕はなによりも、 四角さんの生き方をとても尊敬しております。 自然の中で生活し、 経済的にもしっかり生きる姿は 本当に僕の理想とするライフスタイルです。 自然の中にいることが大好きなので。

僕はいま就職活動をしています。 はっきり言って、かなり自分の将来についても悩んでいます。 また僕だけでなく他の就活生や1、2年生も 自分の将来について同じような悩みを抱えています。 みんな将来の不安に押しつぶされています。 不安だから、 自分の生きたい生き方を 選択できないように思います。

そんな中、四角さんの書籍を読み、 生き方を知り、僕自身とても勇気づけられました。 四角さん、ひとつお願いがあります。 東京農大で学生に講演していただけないでしょうか? 四角さんの生き方をみんなに伝えていただけませんでしょうか? 四角さんがこれまでどんな想いで生きてきたのか、 どんな経験をし、どんな感情を持ち、なにを大切にしてきたのか。 そしてこれからどう生きていくのか。 四角さんを知りたいです。

本で読むのと、 実際に会うのでは、 その後の行動がぜんぜん違ってくると思います。 だからこそ直接お話していただきたいと思っております。  集客については僕に任せていただければと思います。 僕自身、100人以上が所属する 学生団体に所属しているのである程度の人数は集められます。 お忙しいと思いますが、 どうぞよろしくお願い致します。 連絡待ってます。」

 

--それでどうなったですか?

メッセージを送った当日は返信なし。次の日も、まだこない。その次もなし。

 

--ダメか……。

そう思っていた4日目の朝、やっっと返事が来たんですよ!

 

--きたーーーーー!!

「メッセージありがとう!講演よろこんでやるよー!ただ、いまニュージーランドで、戻りが来年の4月予定なのだよ。それ以降で、全国の大学を回る予定なのだけど、そのタイミングでもよい?」

 

--大輔さんっぽい文面だ(笑)。

「やった〜!会える!」 って。めっちゃ嬉しかったですね、作戦成功したので。(笑)

ラッキーだったのは、ちょうど四角さん自身も大学での講演ツアーを計画していた時期だったので、こころよく講演会を引き受けてくれたんです。
しかも、今回は「大学生向けのトークライブ」ということで、講演料は無償、参加者も入場無料でいいと!

だけど、その後、何度かメッセージでやり取りしたんだけど、四角さんは仕事で忙しかったり、ニュージーランドが拠点だからなかなか会えずで。
せっかく講演会の開催が決まったのに、残念なことにその話は全く進みませんでした。

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia〉

四角大輔さんと会うまでの道
〈作戦その2、エサを与えて釣り上げる!〉

--そうだったんですね…。

でも、諦めませんでした。
仕方ないので、もう一回会うための作戦を考えたんですよ。

ぼく、しつこいでしょ(笑)

 

--粘り強い!

やっぱり四角さんは仕事が忙しく、日本での滞在も少ないから、なかなか会うことができない。
ぼくがそれなりに有名だったら別だけど、ただの大学生なので、なおさら会うことは難しい。

そういう大前提に立ち戻りました。

だったら、四角さんから「会いたい!」と言ってもらえるようなメリット、つまり「エサ」を提供しようと思いついて。運良く、四角さんが大好きだとよくSNS等で公言されているRADWIMPSのライブチケットが余っていたので、四角さんに「こんど4/17にRADWIMPSのライブに行くのですが、 チケットが1枚あまっているので、いっしょに行きませんか?」って誘ってみたんですよ。

 

--それって異性をデートを誘う常套手段ですね(笑)。

そしたら、1分後に四角さんから返事が!

「行きたい!!!!!!」

 

--反応はやっっ(笑)。

めちゃ反応早くてビックリしました。前回は返信に4日もかかったのに(笑)。

 

--ポジティブに捉えると、大輔さん、素直ですね(笑)。

そうそう、めっちゃ素直な反応で驚きましたよ。
そんなわけで、ぼくが四角さんと初めて会ったのは、新横浜で行われたRADWIMPSのライブ会場だったんです。

あとこれは裏話なんですが、四角さんがプロデューサー時代にあらゆるコネを使って、なかなかチケットの取れないRADWIMPSのライブへ行こうとしたものの、結局ダメだったそうで、だからこの作戦への食いつき方が半端じゃなかったみたいです(笑)。

 

--出会いが面白すぎです(笑)。

それで、ライブが始まるまで、いろいろなことを話しました。

ぼくが東京農大で勉強していること。四角さんも実はニュージーランドの自宅で無農薬・無化学肥料で小さな畑を作っていること。

お互いが、ただの自然好きではなく、農や食にまでこだわる人種だとわかって、最終的には「いちばん楽しいアウトドアは農作業だ!」という意見で意気投合しましたね!

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia〉

「四角さん、ブランディングって何なんですか?」

感動的なライブの終了後、余韻に浸りながら二人で歩いて会場近くのレストランに行って、四角さんにある質問をしたんです。

「四角さんにとってブランディングって、何ですか?ブランディングなんかしないほうがいいという人もいますが、ブランディングってやったほうがいいんですか?」 って。

 

--大輔さんはプロデューサーといっても、音楽面だけをプロデュースする方ではなくて、もっと包括的に「アーティストその人自身の全体像」をブランディングするプロデューサーでしたからね。

だからこそ聞いみたかったんですよね。ブランディングについて。
そしたら意味深な言葉が返ってきました。

「ブランディングは無理矢理やるものではないし、ブランディングしないのも無理」

そう言って、こう続けました。

「ブランディングとは、ありのままの自分を表現すること。自分という人間のいちばん核となっている本質の部分。それをどう人にそのまま伝えられるかということ。だけど、実はこれがすごく難しい。そもそも、自分のことを、自分はいちばん知らない。

だから自分とはどんな人間であるか知る必要があるのだ。自分はどんな人間か。どんなルーツがあるのか。何が好きなのか。何をやりたいのか。それを知ること。そして、できるだけそれを正確に他人に伝えること。これがブランディングだ。

だから、ぜったいに自分をかっこつけようとしたり、自分をよく見せようとすると、失敗する。ありのままの姿に、みんな心を奪われるからだ。だからブランディングとは〝やるものではない〟。生きていく上で、あたりまえのようにやっていくべきことなのだ。息を吸うのと同じ。

つまり、ブランディングをやらずに生きてゆくことはありえない、ということ。〝ブランディングしていくことこそが、生きること〟とも言える。ぼくら人間は、ありのままの自分を表現するために努力し続けなければならないんだ」

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia〉

--まさに大輔さんらしいプロデュース論。

これを聞いた時、ぼくの中で今まで「ブランディング」だと思っていたものが、全くブランディングではなかったことに気づいちゃって。
何かカッコつけたり、できるだけ他人から見た自分を良く見せること、それがブランディングだと思っていたんですよね。

でも、それは全くブランディングの本質とはかけ離れたものだったんです。

ありのままの自分を、どう伝えることができるか。

それこそがブランディングの本質である。
それで「あ、これって生きることと同じだな〜」と気づいたんですよね。

自分が何者であるか。それを伝えることが、ブランディングである。

これを四角さんから直接聞くことができたのは、ブログを使って自分を表現するぼくにとって、とても大きな財産となりました。

 

--ブログ書いてたんですね。リンク送ってください!

当時この話を聞いてから書いたブログ記事がこちらです。大輔さんはこれだけじゃなくて、他の記事も読んでくれて、いつもぼくの文章を褒めてくれてたんです。

 

いざ、トークライブ決行!

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〈四角大輔トークライブの様子〉

--そういえば、トークライブの話はどうなったんですか?

そうそう、RADWIMPSのライブの後、もともと僕が企画提案していた、大輔さんによる大学生限定トークライブの話になって。

まわりの学生は就活まっただ中の3月に、四角さんの会社スタッフの方と、講演会の件について渋谷のカフェで一回目の打ち合わせをしました。

そしたら、カフェに入って3秒で聞かれたんですよ。

「で、何人くらい集客できそう?」

おおお、いきなりめっちゃストレートな質問してくるじゃん……やべえ、何人って言おうかな。実は、おれイベント集客とかしたことないしな〜(汗)。少なすぎるときっと断られるだろうし、何て言おう…って。

もう完全にテンパっちゃいました(笑)。

 

--ぼくも完全にヒヨっちゃう(笑)。

そんな心の中でめっちゃ冷や汗かいているぼくの口から出てきた言葉は、、、

「じゃあ、200人で」

 

--ええっっっ!!

なぜか自ら200人の集客を宣言。(笑)

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〈講演会準備ミーティングの様子。手前は当時の四角大輔さんクリエイティブチームのスタッフの方〉

--大ホラ吹きだ(笑)。

これには自分でもびっくりですよ。どんだけ見栄を張りたいんだ、おれ。(笑)
内心では「うおー、マジかー。めっちゃ多い(汗)。いや、無理だろこれ……」みたいな状態。

スタッフの方も「よし、じゃあ200人でいこう」と淡々と言いながら、パソコンにカタカタとその目標数値を打ち込んじゃったんです。

 

--あーあ、やっちゃった……

さて、大問題。
一度もイベント集客をしたことない自分が、まさか四角さんの講演会を本当に主催することになり、さらに200人も集客しなければいけなくなってしまった。やばいやばい。

とりあえず、ぼくは片手間にやっていた就職活動を一旦ストップすることにしました。(笑)

 

--それは就活どころじゃない。

で、何をしたかというと、そこから毎日、どうやったら200人集客することができるかについてだけ考えました。

とにかく毎日200人集客に必死で、まずはツイッター上で「四角大輔bot」というアカウントを(勝手に)作成。
そのアカウントで四角さんの言葉をツイートすると同時に、イベントの告知も行ったんです。

 

--当時はツイッター最盛期でしたもんね〜。

アカウント作成した当初は、四角さんに内緒でやっていたので、いま思えばかなりグレーな手法だったんですけど、結果的に多くの人々に告知することができました。
ちなみに後日、このことを知った四角さんは大絶賛(笑)。

 

--人として心があれば、大輔さんこういうこと大好き(笑)。

けど、予定していた会場が直前に使えなくなったり、講演会自体の存続の危機になったり、いろんな困難とか、予想外のトラブルがもうめちゃくちゃあって。

しかし、紆余曲折あったものの、ついに講演会当日の5日前、応募人数が200名を突破!
当日、会場に準備した200を超える座席は、四角さんの講演を聞くために集まった人々で埋めつくされました。

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〈会場は多くの人で埋め尽くされた〉

--すごい!!!

あとで知ったんですけど、200人集客というのは、その当時の四角さんの講演会では最高記録だったんですね。
その後、ぼくはインターンとして四角さんのプロジェクトに携わらせていただくことになりました。

 

--納得の採用ですね。

2013年の10月には、四角さんのインターンチームが企画した第一回目のイベント「Lifestyle Design Cafe」を原宿にて開催。
これはゲストの方をお呼びして、四角さんと対談していただくというトークライブイベントです。

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〈第1回 Lifestyle Design Cafe の様子〉

第一回目のゲストは、コンテクストデザイナー(現NEW PEACE代表)の高木新平さんと、モデルの鎌田安里紗さん。

その後、この企画は全10回にわたってシリーズ化されました。

他の大学のメンバーといっしょに企画を作り上げていくのは、今までにない経験で、とても刺激的で、これまた素晴らしい経験になりました。

 

沖縄での出会い。
そして、カンボジアへ

その第一回目のLifestyle Design Cafeを無事に開催した翌日、ぼくは沖縄へ飛びました。
有機栽培でトマトを作っている農家さんの農園で、住み込みで1週間働くために。

 

--就活中断して、トークライブ開いて、それで沖縄に農業しに行く。超アクティブですよね。

はい、もう完全に就活する気ないですよね(笑)。

それで、実はその農家さん、10年以上も前から病気で目が見えない方なんですよ。
それにも関わらず、手の触覚や鼻の嗅覚といった他の五感を使って、農作業を健常者と同様にこなす人なんです。

さらに、農業の知識はもちろんですが、化学や物理学といった分野から、量子力学といった最先端の分野まで、膨大な量の知識を持っているんです。
また、自分自身の哲学・信念を持ち、仕事も多岐にわたって活動をしている「農家」という肩書きではとても収まりきらない方で、ぼくはその方をとても尊敬しているんです。

そして今回、たまたま四角さんが沖縄でトークライブがあるということで、四角さんにこのトマト農家さんを紹介することになりました。

四角さんが農園に到着して、トマト農家さんと話しだすと、すぐに意気投合。
農業の話、生き方について、そして現在の資本主義についての話とか。

まるで昔からの知り合いのように熱く意見を交わしあっていました。

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〈沖縄で農家さん、四角大輔さんと語り合ったときの様子〉

--その光景、一瞬でイメージできた(笑)。

この農家さんと同様に、四角さん自身も「肩書き」に縛られずに生きる人ですよね。
このトマト農家さんと四角さんの対話はまさに、あらゆるジャンルを飛び超えた人同士だからこそできる対話でした。

そのとき感じたのは、1つの肩書きの中で生きる人と、肩書きを飛び越えて生きている人がいる。

前者は小さな世界の中でずっと生きることになるけど、後者は複数のジャンルを飛び越えることで、より広い世界を俯瞰的に見ることができるんだな、と二人の対話を聞きながら感じました。

このときから僕も、四角さんや、このトマト農家さんのように、肩書きにとらわれない、そんな人物になりたいな〜と思うようになったんですよね。

 

--なるほど。そういった経験の積み重ねの中で、今のゆうまさんがいるんですね。

その後、2014年にぼくは大学を卒業し、冒頭に話したカンボジアで無農薬野菜を生産・販売する会社で働くことに。
そして、2016年7月からは現在の会社に転職しました。

--そうだったんですね。

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〈2016年7月、2年ぶり、転職中(=無職時代)にタイのバンコクで再会〉

実は、カンボジア渡航前に、僕が決めたことがあるんですよ。

「いつか、世界中の自然あふれる場所を訪れる、そういう生き方をする」 って。

これは、四角さんとの出会いも含めて、これまでのいろーんな経験が積み重なった結果、自分の原点に戻ってきた感覚。自分自身の心の底からの「本音」でした。

「ゆうまが本当に好きなことは何だ?」
「お前なら、必ずできる」

そう四角さんが言い続けてきてくれたからこそ、心の底から自分の目指したい方向が見えてきた気がします。
カンボジアへ来てからもう2年以上が経ちましたが、今でもこの理想の生き方だけはブレずに、それに向かってゆっくりとですが、歩いています。

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〈Photo. Yuma Nagata in Cambodia〉

--ゆうまさんのインターンとしての仕事は、トークライブを開催したりといったプロデュースワークだったけど、ゆうまさんの人生にとっては、大輔さんは最高のプロデューサーだったんですね。ぼくと同じです。

そうですね。こうやって当時をふり返ると、若いうちにいい大人と出会うことがとても重要だな、と思います。

特に大学生。大学っていうのは、閉鎖的なコミュニティで、就職活動なんかを見ていても、まるで人生のレールは一本しかないかのように錯覚させられてしまう環境ですよね。

だからこそ、自分のこれからの生き方の可能性を広げてくれる大人、「こんな生き方もできるんだよ」と背中で見せてくれる大人、「お前ならできる」と言ってくれる家族や友人、そんな人と出会うことが、とても大事だと思うんです。

▽永田悠馬のブログ「motaro.org」
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